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いぶし瓦は自然素材 |
From : T.SAITO |
好古園を良く観察すると、破砕した瓦が庭園のいたるところに撒かれています。元々瓦は自然の良質粘土を高温焼成して作られており表面が多孔質で、吸水性・保湿性に優れています。その性質を生かし、湿気が溜まりやすいところや、溜める必要のあるところに撒かれていると聞きました。また多孔質な表面を持つ瓦には吸臭性もあり、一般家庭の庭にも撒き石の変わりに広く使われています。そして瓦は役目を終えるとやがて元の土になり自然に還ります。瓦の持つこういった性質が庭園の素材として注目される要因となっています。
またその性質を生かし歩道の舗装材に使用されたりそのまま花壇の土に使われたり、その用途は広がりを見せており瓦の庭」「エコ舗装」には必需資材となりつつあります。 |
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準備風景 |
From : T.SAITO |
準備には9月7日(月)から9月12日(金)の5日間が充てられました。もちろんこれは園内での施工期間で前準備は各出展組合内で何ヶ月も前から行われました。全部で10箇所での展示になりましたので材料搬入も概算で4トントラック5台分くらいの荷物に・・・・それぞれ分担しての搬入でしたが延べにすると丸一日位かかったと思います。
①トラックに満載された材料ですが、どういった展示がされるのか楽しみです。
②武者ダマリの準備風景。地面を傷つけないようにシートで丁寧に養生をします。
③入り口左側の展示スペースです。ここでは大作が予定されています。
④レストラン前の室内庭園です。見たことがないような室内坪庭が展示されます。 |
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施工風景 |
From : T.SAITO |
本格日本庭園での展示は始めての試みです。どう飾ればいぶし色の良さが表現できるのか、デザイナーと職人のせめぎ合いです。飾ろうとする感性と作ろうとする職人の技!!合った目に真剣さが伝わりました。 |
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さあ!開園です |
From : T.SAITO |
準備も整ったようです。
初日から入園客は多く、瓦で作られた庭園を始めてみる驚きと、心から楽しんでおられる様子が見られました。アマチュアカメラマンが?がアングルを選びながら真剣に撮影している様子も・・・。
いぶし色の魅力と瓦の素晴らしさ・・・・私たちの伝えたいことです。姫路好古園様の素晴らしい舞台をお借りしての「瓦の庭」を心行くまでご堪能ください。
*画像は定期的に入れ替えます。 |
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兵庫県西部瓦事業協同組合① |
From : T.SAITO |
テーマは 銀のオアシス・・・伝統から未来を築くいぶし+「α」(The tradition makes the future.)
伝統のいぶし色を今に生かす瓦の新しい試みです。培われた伝統に新しい発想をプラスすることでいぶし色は見事なハーモニーを奏でます。シックリと好古園の佇まいに溶け込んだいぶし色の庭園。いぶし銀の可能性を感じてください。
http://www.koyoseiga.co.jp/
兵庫県西部瓦事業協同組合の展示は光洋製瓦様のガーデンプランと瓦を使用し組合青年部の技術により施工されました。
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